4ピースからなる高難易度の上下異形状の嵌め合い加工です。
嵌め合い形状が上下異形状で1ピースずつしか外れないようになっています。
この嵌め合い形状は、六面研磨をした1つの材料から切り出したものです。
(SKD11《56~59HRC》)
ワイヤー放電加工のみで、バイスや専用治具を使わずクランプ爪1つのみで加工しました。
尚、放電加工面、基準面は、油砥石等で修正していません。
上下異型状加工は、ワイヤー放電加工の特性を生かした加工方法です。
右の写真は、上形状は丸、下形状は小判型の加工物の中身です。(用途
はゴムの搾り出し口金)
上下の要素数さえ同一ならばいろいろな形状が加工可能です。
(複雑すぎると中身が抜けない可能性があります)
最大加工サイズ 750×500×310までの加工ができます。
PLモデルゲージ等のゲージが作成可能です。
精密順送金型(板厚 0.06)
金型部品 公差(-0、+0.003)
等、実績あり。